2010年5月24日月曜日

最近会った、周りの人のこと

帰国して会った、周りの人のこと。

この春転職して高校の教師をやっている同級生の話。
「働くって少しずついやなこととかつらいこととかあるはずやけど、でも今全くなくて、こんなに楽しくていいのかと思う。」
彼女にとってはそれが天職なのかもしれません。それぞれそんな気持ちになれる仕事に就いて、みんながそんな気持ちで働けたら、世の中はもっと明るくなるのに、と思います。

パキスタンで会った人に東京で会いました。
アフガニスタン、カブールの日本大使館で「どこでもいいから早く出て行ってください」と怒られたり(そういえば別の友人も同じことを同じ場所で言われていた)、トルコでお金がなくなって公園で寝ていたらクルド人に泊めてもらって、小学校で英語を教えて給食を食べさせてもらったり(クルド人は確かにみな親切)、男の子しかできない無茶というのがあって、そういうのってなんだか少しうらやましいです。私は公園で1人眠るなんて怖くてできないなぁ、と。

昔お世話になっていた職場の上司。私を見てまず言ったことは、「ぷくぷくになったね。」働くとはどういうことか分かっていなかったあのときの私は(今でもよくわかっていないけれど)たくさん迷惑をかけました。たくさん笑ったしたくさん泣いたしたくさん怒ったし。昔のことを思い出して思わず泣きそうになっていると、「泣き虫なのは、変わってないね」と。楽しかったこともつらかったことも、たくさんの思い出がつまっている、昔の職場。

「知りすぎないことは、いいことだよ」と言った友人。確かにそうかもしれません。

「人とけんかするってことは、その人に自分のことを知ってもらいたいからでしょう?」って。あまり人とけんかはしないけれど、確かに、今までけんかしてきた人は、今でもどこか特別な人ばかり。

ブログ読んでいます、と言ってもらえるのはうれしいのですが、私の旅の様子をここで知っているからか、あまり「どうだった?」と聞いてもらえません。それはちょっと寂しいです。でも、読んでますって言ってもらえるのはうれしいので、私に会ったら言ってください。読んでますって。

たった1年しか離れていなかったから当然かもしれませんが、周りの人はあまり変わっていなくて、それになんだかほっとします。

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