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2011年2月5日土曜日

一年前は



1年前の1月後半は、エジプトにいました。
食べ物がおいしくて、アイスがおいしくて、ムスリムの国にしてはとても開放的だった
(トルコほどではないけれど!)エジプト。
親切な人もうっとうしい人もたくさんいた、エジプト。




旅をするってことは、世界が他人事ではなくなること、だと思うのです。
それぞれの土地に思い出があって、人が生活しているってことがわかって、
たとえ、こいつ•••!って嫌な思いをしたとしてもそれでも、何だか、他人事とは思えません。

あの土地で生活していた人たちが、例えば1年前と同じ生活をしているかどうか分からないけれど、
エジプトのニュースを見るたびに、穏やかな気持ちではいられません。


2010年1月31日日曜日

紅海の沿岸より






こんにちは。ただいま、エジプトの紅海沿岸のまち、ダハブにいます。リゾート地です。
ダイビングスポットなのですが、ダイビングをしない私はぼーっと海沿いを行ったりきたりのお散歩です。泳ぐには寒いのが残念で仕方ありません。


最近、旅行中ながらも「観光」をあまりしていなかったのですが、エジプトでは観光しています。
エジプトに来たらとりあえず見ておくもの、ピラミッド!


初めて見たのは、ピラミッドに向かうバスの中から。同じ宿にいた人5人で行ったのですが、いい大人が、見たとたん、「うぉー」「わー」「きゃー」「あーーー!」と大騒ぎです。本とかテレビの中のものが目の前にある!と。
小さい頃は、ピラミッドを自分で見るなんて想像もしていませんでした。大きくなるってわからないことだらけです。 何が起こるかなんて、わからないことだらけです。


ひとり言をつぶやいているようなこのブログ、読んでくださっていてありがとうございます。
明日にはエジプトを出て、ヨルダンに向かいます。
知らないところに行くのはそれだけでただ単純に楽しみです。

2010年1月30日土曜日

カルピス色の水の朝


本日の朝のカイロは、水道の蛇口から薄いカルピスのような水が出ました。ちょっとためらいながらもまぁいいか、とそれでお洗濯。そういえば、パキスタンのラホールでは蛇口から黒い水が出てきました。(それで歯みがきはできなかったけれど。)世界には私の知らないことがわんさかあります。日本の常識で考えてもどうしようもないことであふれているなぁ、と思いながらのお洗濯。


カイロをやっと(?)出ます。荷造りしながら見つけたもの。
国を出るときは、できるだけお金を余らせないようにするけれど。
それでも少しずつ余って、それを筆箱の中に入れていったらこんなにありました。

毛沢東にホーチミンにガンディーに。そして知らない人たちや建物。
私こんなにたくさんの国に行ったんだなぁ、ということを荷物の整理をしながら思っていました。

2010年1月28日木曜日

木陰とおやつとごはん





最近のことを少し。

チャイ屋の兄ちゃんとの会話
チャイを持ってきてもらったときに。
私たち 「サンキュー」
兄ちゃん 「ベリマッチ」 (にこにこして。何の疑いもない顔で)
彼はこれが正しいと思い込んでいるようで・・・。想像してください!サンキューの返事がベリマッチです!なんだかすごく新しい衝撃です。

ジュース屋のおじさんとの会話
私 「スプーンください」
おじさん 「はいよ」
おじさん 「ナイフはいるかい?」  
私 「ノー」
おじさん 「オレンジジュースはいるかい?」
私 「ノー」
おじさん 「わしはいるかい?」
私 「ノーノーノーノー(絶対いらない)」
おじさん大笑い。
コクテールという、くだものとヨーグルトとシロップがグラスに入っているものを食べながら。
これ。大体2ポンド(40円)。


そしてエジプトと言えば!(かどうかわからないけど)
コシャリという、炭水化物のかたまり。ごはんとパスタ(しかも2種類)の上にトマトソースとお豆とたまねぎフライ。これで3ポンド(60円ほど)。おいしい。でも、ごはんとパスタを一緒にしちゃうなんて、一体誰が始めに考えたんだろう。すごい組み合わせだ・・・と思うのですが、このコシャリ屋はカイロのあちこちにあります。ケーキもおいしいし、太りそうです。やばいやばい。やばいやばいと女の子たちはみんな口をそろえて言います。カイロはそんなところです。


2010年1月25日月曜日

夜のカイロ





この人だかりは何かというと、アイスを買うために並ぶ人々です。夕方ごろから、歩いている人の2割ぐらいはアイスを食べている人のような気がします。
今まで行ったイスラム国がパキスタンのみだったので、ここのオープンな感じに驚いています。
女性もそれぞれの好きな格好をしているし、働いている姿もよく見るし、カップルは仲良さそうに腕を組んで歩いているし。そういうのって何だかいいです。夜、アイスを買うために出歩く自由さがあるって何だかいいです。

2010年1月23日土曜日

スーク・タウフィキーヤの4番


こんにちは。
バンコクの空港で搭乗拒否されそうになりながらも(私のチケットは片道だったから)、なんとか無事にカイロに着きました。

エジプトはもともと来る予定のところではなかったので(旅なんて予定外のことだらけなのだけど)、情報が全くなく、わかっていたことは2つのみ。エジプトビザは空港で取れるということと、「スーク・タウフィキーヤの4番」 という住所のところに宿がある、ということ。

「スーク・タウフィキーヤ、スーク・タウフィキーヤ」とつぶやきつつ、空港を出てバスを探し、私の発音がなかなか通じないながらも人に尋ねながらやっと見つけました。 ここにあるのは、多くの日本人が集まる、いわゆる日本人宿です。そんなところには人が集まります。7月上旬にラオスで会い、全く何も連絡を取っていなかった人に偶然再会です。人のつながりは本当におもしろい。

一気にイスラム圏です。なんだかとてもおもしろい。
ガイドブックも地図もなく町をうろうろしているのだけど、知らない道を歩くのはそれだけでどきどきします。なんと楽しいのだろう!と。
アラビア数字も読めなくて(算用数字はあまり使われていない)、英語もあまり通じず、それでも心新たな気分です。

ぼろビルを出て一歩外にでると、こんな風景。心躍ります。わくわくします。



2日ここにいてわかったこと。

ケーキが安くてとてもおいしい、ということと、チャイにミルクは入らない、ということと。