2010年2月7日日曜日
2010年2月5日金曜日
ヨルダン!
こんにちは。 ただいま、ヨルダンの首都アンマンにいます。とても寒くて、昨日は雪、今日は雨です。
中東を北上しよう、と決めたときに、ヨルダンも通ることになるだろうと分かってはいたのですが、まさか本当にここに来てしまうなんて!と思っています。
「外国に行ってみたい」と思っていた小学生の私にとっての外国は、アメリカでありイギリスであり、ロシアであり中国であって、極端なことを言えば世界はそれらの国で成り立っていたと思っていました。ヨルダンやレバノンやシリアという国に来ることになるとはあのときの私は思いもしませんでした。
中東、という言葉から、「危ないところ」というイメージを持つ人も多いかと思います。
でも実際、場所によってはそんなに危ないところでもありません。何をもって「危ない」と言うかにもよりますが、旅行者はたくさんいて、みな自由に旅行をしています。夜になるとチーズケーキ屋に、おじさんたちが列をなし、みなチーズケーキを食べています。(なかなか平和な光景でしょう?)どこでも人は立ち止まり、おしゃべりをしています。
世の中に、いきなり誘拐されたり殺されたりしてしまう「危ないところ」というのは確かにあるのだと思います。イラクとかアフガニスタンとか南アフリカのヨハネスブルグとか。でも、どこも危ないだけのところではないのだと思っています。そもそも、人が住んでいる以上100%安全なところなんてないはずです。それぞれのところに人が住んでいて、冗談を言って笑うこともよくあるのでしょうし、お茶を飲んで暮らしているのだろうな、と思います。
日本に入ってくる外国のニュースというものが、基本的には「危ないこと」のみ、というのが残念でなりません。危険なこと、おそろしいこと、悲しいことと一緒に、人々のささやかな日常とか、幸せな光景というのも確実にそれぞれにあるはずです。
ともかく私はヨルダンにいます。
昨日アンマンに着いたばかりなのですが、ここは何だかおもしろそうです。
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