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2012年1月25日水曜日

ありがたきお誘いだけれども



「あんた結婚してないならうちの息子のところに嫁に来んかね」と言ってくれた
シリアのおばちゃん。
いいご家族だったのですが、シリアに嫁に行く気はなく、残念ながらおことわり。

今頃シリアはどうなっているのだろう、あの大好きだったダマスカスという街の人々は、
どんな生活をしているのだろう、と思います。
それはシリアに限ったことではないけれど。
お世話になった人たちに、またこんにちはって言えたらいいな、とぽわっと思う毎日です。


2010年3月13日土曜日

なんだか平和なところ

シリアは、なんだか平和なところでした。

気がつくと、街灯と窓の写真が多いのです。どうやら私は街灯と窓が好きみたい。



ひなたぼっこする牛とおじさん。


クラック・ド・シュパリエという、ラピュタのモデルになったかもしれないというところに行ってきました。(世界中にそう言われるところはたくさんあるけれど!)でも、なかなか、おもしろかったのです。ドラクエとか不思議のダンジョンみたいな感じ。そんな冒険ごっこができそうなところ。ここでかくれんぼしたら楽しそう。(しないけど。大人だから。)


このお城の中に落ちていたビスケットのかけら。

帰り道。
ロンドン?ケープタウン?アドベンチャードライブ?
この前でヒッチしようと友人が手をあげた瞬間、車がとまってくれました。ロンドンまでではなくてこのとき泊まっていた街まで、だけど。本当にこの道はロンドンとかケープタウンにつながっているのかな、と思いながら無事帰ることができたのでした。
シリアとレバノンではいろいろな人に道の上で拾ってもらいました。1人ではヒッチなんて怖くてできないのですけれど。日本でヒッチするより断然しやすいです。

2010年3月9日火曜日

おだやかな暮らし


なんだかんだでダマスカスには合計10日もいました。



本当に歩いていて楽しいところでした。


この店のたたずまいが好き。



メッカ、メディナ、エルサレムに続くムスリム第4の聖地、ダマスカスのウマイヤドモスク。


大人がお祈りする後ろで子供はでんぐりがえり。
そのおおらかさがなんともすてき。

タカノツメをもらいました。
とうがらしって、かわいい。
これがあればペペロンチーノが作れます。
キッチンがあればどこでも自炊生活。
おだやかな日々をおくれそうな街で、おだやかではないにぎやかな日々を実はおくっていたのですけれど。1人になるとその日々が恋しくなりつつ過ごしています。

2010年3月8日月曜日

さよならシリア

Welcome to Syria,

この言葉をここで何度言ってもらったのだろう、と思います。道行く人に、お店のおじちゃんに、バスの運転手に。そして、どれだけの人に助けてもらったのだろう、と思います。

昨日は、ダマスカスからアレッポ(石鹸の街!)に着いたらタクシーのおじちゃんが街までの行き先を教えてくれた上アラビア語でメモを書いてくれ(タクシーに乗らないのに)、市バスを降りたら横に座っていた人が「ついて来い」と宿まで連れて行ってくれて、立ち止まってきょろきょろしていると「道に迷ったのか?」と声をかけられ、道を歩いているとWelcome、と果物屋さんがバナナをくれて。


これは昨日のことですが、ヨルダンでもレバノンでもイスラエルでもシリアでも、アラブの人々にたくさんたくさん助けてもらいました。一体どうして、こんな見ず知らずの私に親切にしてくれるのだろう、と思うことがよくあります。Thank you とかシュクラン(アラビア語のありがとう)で気持ちを伝えられないほど、親切にしてもらっています。こちらが泣きそうになってしまったことも1度や2度ではありません。親切の裏には下心があるのではないか?と思ってしまうのも否めない自分が悲しくなってしまうほど。もちろん全ての人ではないけれど、本当にどうして、こんなに他人に対してあたたかくいられる人がたくさんいるのだろう、と思ってしまいます。


遠慮せずに人を助ける、人を助けることに遠慮をしない、ということをここで教えてもらったような気がします。


明日、やっとシリアを出ます。

この周辺国は短時間の移動で街が変わり、国が変わり、と移動がとても快適な上楽だったのですが、明日は久々の長距離移動です。約20時間・・・それ以上!

でも、移動はけっこう好きです。前に進んでいるっていう感覚が。

(パキスタンの30時間バスとインドの夜行バスはつらかったけど。あれはひどかった・・・。)


2010年3月5日金曜日

Damascus

こんにちは。
私はただいま、シリアの首都ダマスカスに戻ってきました。

ダマスカス、という言葉の響きに惹かれて、ぜひ来たいと思っていたまちダマスカス。ケーキとクロワッサンのおいしいところダマスカス。私はなんだかとても好きなところです。

あなたにとって歩くのが楽しい街をいくつか挙げてごらん、と言われたら。私にとってそれは、チェコのプラハとダマスカスです。好きな街はたくさんあるのだけれど。バルセロナもラオスのルアンパバンも、アンマンもオランダのユトレヒトも好きなのだけど。ダマスカスはその中でも上位に入るすてきなところです。


おすすめの、歩くのが楽しい街がある方、ぜひぜひ教えてください。

前にも書いたのですが、シリアでは情報が制限されているので、自分のブログを開けません。コメントを下さっても読めず、お返事も返せないので、あしからずご了承ください。ごめんなさい。シリアを出てから読めるのを楽しみにしています。

2010年2月22日月曜日

シリアより

こんにちは。

私は、ただいまシリアにいます。
シリアについて聞いてきたことは、3つ。
ケーキのレベルが高い、ということと、チョコクロワッサンがおいしい、ということと、人が親切だということ。最初の2つのことを教えてくれたのはインドで会った人なのですが、そのときから、お、これはシリアに行かなくちゃ、と思っていました。ということで、シリア。

いいところです。ほんとうに、すてきなところです。人はあたたかく、ケーキもパンもおいしくて、空は青くて、見上げたらモスクがあちこちにあって。穏やかな気持ちで日々すごせるところです。平和な、やさしい気持ちでいられるところです。

ここは、社会主義国です。情報がコントロールされているので(中国みたいだ・・・)、facebookとyoutubeが開けなくて、ブログも(blogspotのものは)開けません。シリアにいる間はコメントをいただいても私が読むことができず、お返事を返すこともできません。写真もなぜかアップロードできません。文章を更新することはできるようです。

ブログの更新があまりできなくなるかと思いますが、とりあえず私は元気でやってます。
シリアはいいところです。