2010年5月2日日曜日

フィルムには湿度がうつる 1

フィルムで写真を撮ると湿度がうつる、ということを教えてもらったのですが、湿度、うつっているのでしょうか。
(湿度と何かもう一つ、うつるものがあると教えてもらったのですがもう一つを忘れてしまいました。ごめんなさい。)


タイのメコン川沿いの小さな町に行ってきました。


非常にのどかなところで、私はそこに着いていっぺんにその町が好きになりました。
着いた途端、何見てなくても何も起こってなくても、バスを降りた瞬間で好きになる土地ってやっぱりあります。



かわいい植物。何という名前だろう。


フィルムカメラを使ってみたい、と思ったきっかけは、今回の旅の始めにタイでお会いしたbarramedaさんです。

この人の撮る写真が好きだな、と思うひとが何人かいますが、barramedaさんはその1人です。barramedaさんの写真の中の空気とか、そのうしろにある物語みたいなもの、視線の先にあるものが、好きです。

いろいろな人の写真を見て思うことは、写真には人柄が出る、ということ。昔はそんなことを感じなかったし思わなかったけれど、写真はただ思い出を残すものだと思っていたけれど、でもそれ以上のものがあるのだな、と。同じところにいて同じものを見ていても、写真が全く違ってくるのは、おもしろいです。それぞれの写真には、それぞれの視線の先にあるものが写っています。

写真を撮ることは好きですが、人の写真を見ることも、とても好きです。

「フィルムには湿度がうつる」、つづく。


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