2010年1月13日水曜日

人がやさしい

タイに着いてまず思ったことは、なんて都会なんだろう、ということと、人が穏やかでやさしい、ということ。

信号のないところで道路を渡ろうとしていたときのこと。
車が途切れるのを待っていたら、バイクと車が止まって、「先に渡れ」と道を譲ってくれました。
それは日本では珍しくもなんともないことだけれど、インドは「力の強いもの優先」社会だったので、歩行者よりもバイク、バイクよりも車、車よりもトラックが強く、歩行者のために乗り物が止まってくれるなんてこと、全くありませんでした。だから、歩行者に道をゆずる文化の中に帰ってきたことが、感激でした。

自分のことしか考えなかったり、他人をだまそうとしている人たちの中にいると、こちらも自分を守ろうとするし、我を強く出さないとやっていけなかったり、します。
それが、他人のことを考える人たちの中にいると、こちらも、ゆったりと人のことを考えられるし穏やかな気持ちで過ごせます。
それは文化の違いだから、いいとか悪いとかでは決してないけれど、私にとって居心地がいいのは、断然、後者です。
他人のために何かができる、とか、やさしい、とか、自分がそれを受けているからできるのだろう、と思います。やさしい人、というのは、周りからたくさん愛情を受けてやさしくされたんだろうな、と。
どんなときでも人にやさしく、というのは、そんなに簡単なことでもないけれど、でも、人へのやさしい気持ちは、人へ人へとつながっていくのだと、思っています。親切を受けた人が別の人にやさしい気持ちを持って、そしてその人が別の人に・・・って。だからこそ、いつでもどんなときでも人にやさしく、と思います。本当に難しいけれど、自分がつらいときほど人にやさしく、というのがいつも思っていること。

さてさて。
タイです。すてきに暑い、タイはバンコクです。

あれ、タイのトゥクトゥクってこんなにかっちょよかったでしたっけ・・・?



これを見ると、東南アジアに戻ってきた!という気持ちになります。
食堂のテーブルの上の、とうがらしたち。


バスの中より。
旅に出て8ヶ月経ちますが、この通り、私は元気です。

アイルランド人の友人が、See youは、タイ語でソヤソース、って言うらしいよ、と言ってました。
そんなばかな、と思いつつ、別れるときには「ソヤソース!」
本当ですか?

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