2010年7月9日金曜日

miss


英語のmissという動詞は大まかには、「逃す」「仕損なう」のような意味と、「〜がいなくてさみしく思う」の意味があるということを知っていました。

どうして違う意味を持たせてしまうのだろう、と当初私は疑問に思いつつも、でもきっとそういうものなのだろう(そんな単語は山ほどあるし)と思っていたのですが、ここにきてやっと、自分なりに謎が解けたような気がします。

「~が欠けている、ない、足りない」という意味を持つ(英語ではto missや、to be missingの意味になるらしい)、スペイン語のfaltarという動詞の勉強をしていたときのこと。
この単語の名詞はfalta(不足、欠乏、誤り)で、この単語には英語のmissの意味もあるということを教えてもらいました。

あぁ、そうか、とはっとわかりました。

何かが足りないこと何かが欠けていることがmissなのだな、と。
I miss youというのは、単純に、「あなたが足りない」ということなのだな、と。
私の中で、あなたの存在が足りないなんて、なんて分かりやすいことだったのだろう、と。

missという単語は、きっと基本的には「欠ける」みたいな意味で、例えばそこからMissing!も、I miss the class.も、I miss you.も生まれたのだな、と1人なんだか分かった気になったのでした。

そんな小さな発見があった七夕の一日でした。

(そんなこと今更気付いたの?と言われる周知の事実なのかもしれないのですが、私にとっては発見だったのです!)

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