2010年7月27日火曜日

夢みたいな儚さを買ってしまった日。



日曜日。
街の真ん中の公園にはしゃぼん玉があちこちふわふわ漂っていて、
誘惑に負けて私も思わずしゃぼん玉を買ってしまったのです。

しゃぼん玉ごしに見える空があまりにもきれいだったのです。

でもそれは目で見たようには写真にはうつらなくて、ほんとうに残したいものとか、ほんとうに写したいものの写真を、残したいまま写したいまま撮ることってできるのかな、といつも思ってしまいます。
それは技術でできるようになるのかもしれないし、写真を撮ることの感覚かもしれないし、もしくは気の持ちようかもしれないけれど、今の私には目で見た以上の美しさを写真に撮ることができないし、残したいと思ったものを思ったままに写真に撮ることはできません。

でもそれでもいいのかもしれません。
ファインダーを通さず、自分の目で見ることの方が大切だと思うから。

それに、撮りたいものを撮りたいように写真におさめることはできなくても、写真を撮ることは好きだから、自分が好きであればそれはそれでいいような気がするのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿