2009年10月8日木曜日

旅する人の道



デリーから電車で6時間揺られ、ジャイプールというまちに行ってきました。
こちら、風の宮殿、というところ。すてきな名前です。風の宮殿。

色の濃い町でした。建物の色も、女性のサリーの色も、光と影の色も。

暇だったからインド映画を見てました。インド人観客がやんややんやしてて、それを見てるのがおもしろかった。



インドの女性が、腕にじゃらじゃら着けている、バングル。
きらきらしているものに、弱い、私。いつも、立ち止まって、じーっとみてしまう。このかわいさ、きらきらっぷり、見ているだけで、楽しい。



現在はまたデリーに戻ってきました。

カトマンズもそうだったのですが、デリーは、人との再会がとても多いです。以前書いたように、5回目の再会をデリーでしている人もいるのですが、本日の再会は、中国のあちこちで3回会った人(デリーに来る時期が同じくらいなのは知っていた)と、中国の大理で1回会った人(この人は何も連絡を取っておらず、本当に偶然宿で再会)。「どこかで会いましたよね・・・えーっと、えーっと、大理だ!」と。

あちこちで会っていても、決してルートは同じわけではなく、中国からバンコクに行き、インドに飛ぶ人も、中央アジアを下ってきてインドに入る人も、チベット経由でネパール・インドに入る人も、います。
それでも、国と国はつながっていて、会えてしまうことが、奇跡のようなことだと思います。旅をしている人の道の上を、みなが歩いているようです。同じ道の上にいるようです。

同じ町にいて、会える人もいれば会えない人もいる、ということを考えたとき、人と会えることは神様からの贈り物みたいだと思っています。人と出会えるという幸せを素直にありがたく受けたいし、人と過ごす時間、というのを、楽しんでいたいと思います。


それでは、また。
もう少しデリーでのんびりしてから、そろそろ北に向かいます。

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