2010年12月23日木曜日

たかがライターだと言われてしまいそうだけど



キューバで、ライターにガスを入れてもらいました。

私はタバコを吸わないから日本ではライターを必要としていなくて、
これは去年パキスタンで「初めて自分で買った」ライター。確か中国製で、30円ぐらい。
停電のとき、ガスに火をつけて料理するとき、防犯のため(気持ちだけ)、なんだかんだで
旅をしているとライターって必要で、少しづつガスがなくなっていきました。

ライターって、消しゴムみたいに気がつけばなくしてしまうもの、
使い切る前にどこかにいってしまうか壊れるものだと思っていたから、
自分が使ったライターのガスがなくなったことってなんだかちょっとうれしくて、
なんだか少し、捨てるのが惜しかったのです。

キューバの路上でライター屋を見つけたとき、これは!と思って、ガスを入れてもらいました。
約半年よくはいているサンダルの底もはがれかけていたから、キューバの靴屋で直してもらいました。

旅行中は自分の持てる荷物に限界があるから、どれもこれも必要なものばかりで、
捨てられないものばかりで、その上なんだか情が入ってしまうから、「ものを直す」ことが
当然の文化の中にいるととてもほっとするのです。

「直せるものは直す」という生活に、少しずつ傾けていきたいと思っています。

2 件のコメント:

  1. リンクありがとう。
    思えばあの日一緒にビールで乾杯し、サトーさんの芸を一緒に見てから
    1年半以上経つんですね。

    これからの更新も楽しみにしています。
    また一緒にチャイヨーしましょう!!

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  2. Naozoさん

    快く「どうぞ」とおっしゃってくださって、
    こちらこそありがとうござます。

    サトーさんの芸って、懐かしすぎます!同時にNaozoさんの
    酔っぱらい芸もその日見せてもらったのでしたねー。
    あれから約1年半です。

    またお会いしましょうね。
    すてきなクリスマスを。お体壊さぬよう。

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