2010年12月18日土曜日

普段目にするものの力


普段目にするものって、知らず知らずのうちに人々の心に浸透するような気がします。
キューバで見たものたち。キューバってこんな国なんだ、としみじみ思ったものたちを。


1ペソ(約4円)コイン。
ソフトクリームが1つ食べられます。コーヒーも1杯飲めます。
PATRIA O MUERTE
「祖国か、死か」
(チェ•ゲバラがキューバを去るときにカストロに宛てた手紙の一節だと思うのですが•••)



FIDEL EL PUEBLO ESTÁ CONTIGO
「フィデル、国民はあなたと一緒です」
ハバナの路地にて。



Unidos luchamos, Unidos vencemos.
「1つになって戦えば、1つになって勝つ」
地方のバスターミナルにて。



Morir por la patria es vivir
「祖国のために死ぬことが生きること」
これも、地方のバスターミナルにて。


私たちが普段目にするものは消費社会を促す広告がほとんどで、
キューバはそういった広告よりもこんなことばだらけでした。
なんだか、うまく言えないのですが、とても不思議なところでした。
こんなことばがあちこちにあることが、こういったことを目にしない日がないことが、
とても不思議な日々でした。

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