2010年12月9日木曜日

こちらの世界とあちらの世界


こんにちは。
昨日、無事キューバから戻ってきました。
いろいろあって、思うこともたくさんあって、何からどう書いたらいいのかよく分からない中なのですが、それでも少しずつ。

おつきあいいただけると幸いです。

とりあえず。
簡単にどんな国かということを箇条書きに。思いつくまま。
(今までこんなことしたこともないし、しようと思ったこともなかったのですけれど、ある意味キューバは「特殊」な国だし、この後のことを読んでもらうのに少し説明しておいた方がいいかな、と思ったので。以下のことの中に、正しくないことや補足があれば教えてくださると幸いです。)

・社会主義国
・人口に対する医師の数は世界一、国民は医療と教育が無料
・平均月収は日本円にして1000円から1500円ほど
・食料自給率は75%
・主要な貿易相手国はブラジル、ベネズエラ、ベトナム、中国
・主要産業は、観光業と砂糖
・アメリカからの経済封鎖のため、アメリカ企業は入っていない(世界中どこでも、本当にどこでも見るコカコーラの看板がない国なのですよ!)
・通貨は2種類、建前上キューバ人用のペソ(CUP)と、外国人が使うペソ(CUC)
・建前では、キューバ人は外国人と一緒に歩くことは禁止
・とてつもなく簡単に歴史を言うと。(すみません、得意じゃないもので)
コロンブスがアメリカ大陸を見つける→スペインから入植者がやってくる→スペイン領→アメリカ領→フィデル•カストロとチェ•ゲバラたちが立ち上がりアメリカ支配下同然だった政府を倒す→社会主義国
(本当はもっともっと戦争だったり細かい歴史があるのですが、とりあえず大まかにざあっと。)



着いて数日は、私は眠たくて仕方ありませんでした。
キューバ着の日は、夜、宿にたどり着きしっかり眠ったにも関わらず、その翌日昼寝を4時間して、その次の日は2時間、その次は30分。午前中少し動き回って昼食を食べると、とてもとても眠たくなって少し横になったらことんと寝ていて。夜も11時ぐらいには寝て、朝は7時半ぐらいに起きる。そんな日々でした。

自分でも不思議なくらいよく眠ること、今までにも何度かありました。
それがあるのは、自分の周りの世界が大きく変わったとき、自分に入ってくるものが大きくて多いとき、だったような気がします。初めて中国に行ったとき、インドに入ったばかりの数日間、ヨーロッパからタイに飛んだとき。

キューバはそんなところでした。
とにかく世界が確実に違っていて、ほんの1時間外を歩くだけでも入って来るものが大きくて多くて。考えることが多くて。


明日はまじめにもうちょっと書きますね。写真も載せますね。
ほんとうは書きたいことがたーんとあるのです。でもうまくまとまらないのです。

だから。また明日です。おやすみなさい。



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