2010年10月3日日曜日

トゥクトゥクが走る


初めてグアテマラに着いたときにまず思ったことは、アジアみたいだということ。


空港の出口を一歩出た途端、

「タクシー?タクシー?」

「どこ行く?どこ行くんだ?」

それはまるでベトナムでバスを降りた途端のような、インドの鉄道駅を一歩出た途端のような

様子だったのです。


人の足となるバスは、それはそれは派手派手な装飾が施されているし、

バスに乗っていても、お菓子やら鉛筆やら何かの道具やらの売り子が乗り込んでくるし、

明らかに2人掛けの椅子には3人、3人掛けの椅子には4人座るようなシステムになっています。

料金徴収のおじさん(たまに少年も働いている)はほとんど常に行き先を叫んでいるし、

満員バスでは出入り口に片足だけで立っている人もいるし、それはもう、ネパールやら

インドやらと全く同じ様子なのです。


そしてここではトゥクトゥクも走っているのです!

まさかトゥクトゥクという名前をここで聞くとは予想もしていなくて、驚いてしまいました。

地域によってトゥクトゥクと呼ばれたりリキシャと呼ばれたり、バイクを改造して人が乗れるように

した、東南アジアからインド、パキスタンまでよく目にした乗り物がここでもよく使われています。


ここのトゥクトゥクの形はインドとかパキスタンを走っているのとほぼ同じ形でした。

でも私が好きなのは(見ていてデザインが好きなのは)タイのトゥクトゥクと、

インドのサイクルリキシャ(バイクではなく自転車の後ろに人が座れるようになっている)です。


私がアジアよりもここを先に知っていたら、アジアに行ったときに「中米みたいだ」と

反対のことを思うのかもしれないのですが。

それでも、そんな光景が目の前にあることがなんだかとても不思議だし、

大陸が違っても地球はつながっているんだ、ということをしみじみと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿