サルサを始めたのは、人が踊っているのを見て、何だかいいなと思って、踊ってみたいな、って思ったから。踊るっていいな、って素直に思ったから、始めてみました。
私の運動神経の悪さとバランス感覚のなさは、私を知っている人ならきっと誰でもご存知でしょうが(「運動、苦手だよね?」とできないことを前提として会話を始められたことがこれまでに3回あるのです。肯定から質問ではなく否定から質問です。初めてそう言われたときは少し衝撃でしたが事実です)、それでも男性が手を引いてくれるので女性は案外簡単にくるりと回れてしまうのです。
なかなか思うようには踊れないのですが、でも踊ることってただ単純に楽しいです。
体中で、筋肉一つ一つで踊っている人たちを見ると、踊りとか音楽は、人間がそれを必要としたから生まれたのだろうな、というか、人間の体の底からそれらが生まれたのだろうな、ということを思います。うまく言葉にならないのですが。踊ることは、人間の根本の愉しさとか快楽とか喜びみたいなもののように感じるのです。
踊ることは楽しいのですが、でもなかなか私はバランスが取れなくて、先生に「きみの課題はバランスを取ることだ」と言われます。くるくる回って、ふらふらしてしまって、重心を保つことバランスを取ることが私はとても苦手です。
バランス感覚ってどうすれば養えるのだろう、と思いながら、毎日片足で立ってみたり、回る練習をしてみたり。
何事においてもバランスのとれた人でありたいと思います。
でも私はあっちに傾き、こっちに傾き、いつもふらふらしています。
くるりとまわったら同じ場所に戻ってこれなくて。
バランスがとれた人でいられるように、くるりと回ってもまっすぐ視線を保てるように。
踊りにおいてバランスが取れるようになったら、なんだかそれは私の一つの基盤になるような気がするのです。
ほんとうのところはわからないけれど。
スイスからブログアップをいつも楽しみにしています。
返信削除halunaさんのブログを読むと、私も無性に旅をしたくなるのです。旅をすることで見えてくるものがあるように、とどまることで見えてくるものもあって、私は今後者を学んでいるように思います。それが私にとってバランスの取れた人間になることへのステップなのかな、なんて思ったり…。
こんにちは。いつも読んでくださっていてありがとうございます。
返信削除遥かスイスから読んでもらってこうやってコメントを頂けるのは私にとって大きな励みです。
私にとってはいろいろやってみることがバランス感覚をつけているような気がします。旅することも留まることも両方大切だとは思いながらも、今ここに留まっている私は旅に出たくてうずうずしているのが本音なのですけれど•••。
私にとってはまずはきちんと立てるようになることから、です。
ニュートラルな状況でいられたら、と思うのです。スイスのように(?)。