2009年9月22日火曜日

Eight Days in Tibet



チベットの空は、青かった。

本当に本当に、思い出してもあれは本当だったのかわからなくなる位、青かった。青の絶対量が、違う。カトマンズがどんなに晴れていても、曇りにしか、見えなくなってしまうほど。力強く、青い、空。

あちこちにはためいているこの旗は、風に吹かれて、仏法を世界に広めてくれるそうです。日本に帰ったら、私の家のベランダにこの旗をなびかせます。




建築様式も興味深かった!ベランダにお花がたくさんあって、そんな光景を見るのが幸せです。




SHOP→、と書く意味がよくわからないけど・・・。ラサからネパールとの国境に向かう、小さな村にて。




BEER FROM THE ROOF OF THE WORLD、というキャッチコピーの、ラサビール。(これは私が飲んだものではないけれど。)


ほんの1週間強ですが、チベットに行ってよかったと、心から思いました。
チベットにいて、思ったことを少しずつ。

ラサの町の、兵士の多さといったら、半端ではありませんでした。そこもかしこも、ふと上を見上げると建物の上にまで、銃を持って見張り。国境に向かうまでは、あちこちに検問があり、何度も調べられ、さらに国境では、荷物の中まできちんと調べられ(ダライラマ関連のものを持っていないかどうかを調べられるらしい)。チベットは、まるで、中国の支配下のようでした。中国政府がすごく敏感になっていることをひしひしと感じながら過ごしていました。

FREE TIBET(チベット開放)とは、決して叫べないけれど、チベットは中国とは違う、というのは確かに感じたことで、何か、もう少し、いい解決策がないのかな・・・とは、ずっと思っていたことです。

それでも、チベットの人は強かった、とやはり感じます。信仰があること、よりどころのあること。人の強さは、顔に、外に出る、ということを、改めて感じていました。

チベットなんて、雲の上の土地だと思っていたら、人はよく笑っているし、歌を歌っているし、お寺の周りを時計回りにぐるぐるぐるぐる歩いているし。雲に近いけれど、でも、雲の上の土地ではありませんでした。きちんと、手でつかめる、実在する、ところでした。

世界の広さを肌で感じられることが、幸せです。


ただ今カトマンズにいますが、急に、明日インドに行くことになりました。
今ネパールにいる、という実感も、インドに行くという実感も不思議とないのですが、でも、行ってきます。

それでは、またインドよりごあいさつします。
ちょっと、インドに入るのが、怖いのですが、でも、恐れず。前を向いて。

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