こんにちは。
旅から帰ってきて、1ヶ月と少しが経ちました。
再び、日本を出ます。次は中米、グアテマラへ行きます。
何のために行くか、というとスペイン語の勉強をするためです。
大学生のころから、スペイン語にも気持ちが向いていました。
退職し、スペイン語の勉強ではなく1年間の旅をする、という選択をしましたが、スペイン語をきちんとやりたい気持ちもおさまらず、もう一度出ることにしました。
初めてスペイン語圏に足を踏み入れたのは22歳のころ。
パリ発バルセロナ行きの夜行バスに乗っていて、途中に止まったハイウェイのサービスエリアのようなところがスペインでした。確実に、フランスとは違う空気で、真夜中なのにラテン音楽が大音量でかかっていて、スペイン語が聞こえてきて(地理的にはきっとスペイン語ではなくてカタロニア語なのでしょうが)、私は無性にうれしくて、血が騒いだのを覚えています。
その日、バルセロナの駅にバスが着いたのも朝5時すぎぐらいでした。治安が悪いと有名なバルセロナ、早朝の駅に1人、そこでうたたねする訳にもいかない中、スペインにいることがうれしくてうれしくて、「グラシアス」(ありがとう)と言えば「デナーダ」(どういたしまして)と返ってくるのがうれしくてうれしくて、それ以来、ずっとスペインとかラテンとか、スペイン語の方面に心が向いているような気がします。
スペイン語の、音が好きです。
私にとって、耳に心地よい音の響きです。
美しい音を持った、言葉だと思います。
1年旅して、そのあとさらにまた出る、ということが、社会的に白い目で見られうることも、分かっています。
それでも、好きなことを好きなだけする、そんな時期が人生で数年あってもいいんじゃないか、と思ったからです。あのときやっておけば、と後悔するのもいやです。このままの勢いで、行ってきます。
本気でやってきます。
何事も、本気でやってきます。
正直、その先のことはわかりません。
先のことを考えるより、スペイン語の音の美しさを楽しみながらやってこようと思っています。先のことはそのとき決めます。縁があれば道は開ける、と思っています。
どなたでも、中米にお越しの際はご連絡ください。
友人知人はもちろんのこと、縁あってブログを読んでくださっている面識のない方でも大歓迎です。どなたさまも、大歓迎です。
1週間後に出発です。
今後も、このブログから見守ってくださると幸いです。