2010年6月12日土曜日

日本の真ん中より その1

私の「地元」は、大体日本の真ん中の岐阜県の、愛知と三重と滋賀に挟まれたあたりです。
生まれてからトータル18年ほど住んでいた街を改めて見てみようと、5月に自転車でぐるぐると、カメラを持ってまわっていました。
この土地に住んでいる方々、ここがどこだかわかりますか?







去年の2月の日記より。

「不安、たくさんなんだ。旅にでたって何かが身につくわけではなく、何か答えが見つかるものでもなく。
それでもやっぱり、行かなくちゃとおもう。」

今その旅から帰ってきていても、つぎに行かなくちゃと、おもう。

応援して下さっている方々、いつも私にパワーをくれてありがとうございます。



昔、大学生のときにフィルムカメラを使っていて、それが壊れて、でもフィルムは使い切らないままで、そのフィルムが転がっていたので使ってみました。きっと消費期限はとうの昔に切れています。それを使うと、何となくざらざらした感じの写真になりました。

フィルムカメラに24mmのレンズはおもしろいです。この感覚、視覚、すごく好きです。

2010年6月8日火曜日

これからのこと。

こんにちは。

旅から帰ってきて、1ヶ月と少しが経ちました。
再び、日本を出ます。次は中米、グアテマラへ行きます。

何のために行くか、というとスペイン語の勉強をするためです。
大学生のころから、スペイン語にも気持ちが向いていました。
退職し、スペイン語の勉強ではなく1年間の旅をする、という選択をしましたが、スペイン語をきちんとやりたい気持ちもおさまらず、もう一度出ることにしました。

初めてスペイン語圏に足を踏み入れたのは22歳のころ。
パリ発バルセロナ行きの夜行バスに乗っていて、途中に止まったハイウェイのサービスエリアのようなところがスペインでした。確実に、フランスとは違う空気で、真夜中なのにラテン音楽が大音量でかかっていて、スペイン語が聞こえてきて(地理的にはきっとスペイン語ではなくてカタロニア語なのでしょうが)、私は無性にうれしくて、血が騒いだのを覚えています。

その日、バルセロナの駅にバスが着いたのも朝5時すぎぐらいでした。治安が悪いと有名なバルセロナ、早朝の駅に1人、そこでうたたねする訳にもいかない中、スペインにいることがうれしくてうれしくて、「グラシアス」(ありがとう)と言えば「デナーダ」(どういたしまして)と返ってくるのがうれしくてうれしくて、それ以来、ずっとスペインとかラテンとか、スペイン語の方面に心が向いているような気がします。

スペイン語の、音が好きです。
私にとって、耳に心地よい音の響きです。
美しい音を持った、言葉だと思います。

1年旅して、そのあとさらにまた出る、ということが、社会的に白い目で見られうることも、分かっています。
それでも、好きなことを好きなだけする、そんな時期が人生で数年あってもいいんじゃないか、と思ったからです。あのときやっておけば、と後悔するのもいやです。このままの勢いで、行ってきます。

本気でやってきます。
何事も、本気でやってきます。

正直、その先のことはわかりません。
先のことを考えるより、スペイン語の音の美しさを楽しみながらやってこようと思っています。先のことはそのとき決めます。縁があれば道は開ける、と思っています。

どなたでも、中米にお越しの際はご連絡ください。
友人知人はもちろんのこと、縁あってブログを読んでくださっている面識のない方でも大歓迎です。どなたさまも、大歓迎です。

1週間後に出発です。
今後も、このブログから見守ってくださると幸いです。


2010年6月7日月曜日

Viet nam!


久々にベトナムの写真を引っぱりだしてきました。
ベトナムを思い出すと、胸がきゅんとなります。他のどこの国よりも、ベトナムはなんだか特別です。なぜでしょう?







ここの「シクロバー」は、6年前、初めてベトナムに来たときに行ったところでした。どこにあったのか、全く覚えてなかったのですがふらふら歩いているときに見つけました。
デジャブのような感じで、思わず立ち止まって、ぼうっと見てしまいました。あれ、この世界は本当だったのだ、と思いながら。



大好き大好き大好き。
ベトナムのおやつのチェーです。何でも入ったかき氷。
毎日食べていました。ベトナムにいる間は、帰国したらチェー屋さん開くのもいいかも、とチェー屋さんを夢みていました。

ベトナムに行きたいですー。

2010年6月5日土曜日

ある掲示から考えたこと

わけあって本日アルバイトをしていました。
そこの、従業員休憩室の壁に掲示してあった紙に書いてあったこと。

休日は休むべきである。
休日に出勤しなければならないような雰囲気を作ってはならない。
定時終了後、残業者をはっきりさせ、残業のない者は退社する。

うろ覚えなのですがたしかこんな内容でした。

日本の会社で、こういった上のようなやり方を取っている会社と、その反対のやり方を取っている会社(例えば休日出勤や残業は暗黙の了解だったり)の比率はどのくらいなのだろう、と単純に疑問に思います。そして、今後どちらのタイプの会社が多くなるのだろう、と。批判ではなく、ただ、ほんとうに単純に疑問なのです。

この張り紙のある会社も、今まではそうではなかったから、社員の意識を変えるため、あえてこうやって文書にして掲示してあるのでしょうし。こんな文書が掲げてあることが、私にとってはすごく驚きだったので。

これから日本の社会ってどういう方向に行くのだろう、と思います。
内閣総理大臣も新しくなったし。それにしても、3年で5人の総理大臣って・・・。一体どんなに国が荒れているのだ、って思われてしまいそうな早さです。中学生も、総理大臣を覚えるのが大変です。

間違っていることには間違っている、と声を大にして叫ぶこと、大切だとは思うのですが、忍耐も必要です。国民がある程度寛大に見守ることも、もう少し大事ではないのかな、と思います。すぐに結果は表れないし、批判ばかりでは何も前に進まない。もう少し、国が、元気にいい方に向くことを願っています。

あぁ、今日もひとり言になってしまいました。
今日、思っていたことです。

2010年6月4日金曜日

家の中より


母がだいぶ昔に漬けた梅酒。
1987年、とか瓶の横に書いてあった気がします。
幸か不幸か、家族の中に大酒飲みがいないので(家族の中では私が一番酒を飲む)、こんなに古いものが残されています。
お風呂上がりに1人で飲むのはちょっと幸せ。
飲みたい人は声をかけてくださいね。持っていきます。


「酒癖が悪い人と酒を全く飲まない人とは結婚しない」とかたくなに思っていたのですが、最近、別にいいか、と思うようになりました。

私がお酒を飲むのにああだこうだ言われなければ、いいかな、と。大切なことはそんなことではないし。

たばこを吸う人も昔は苦手だったけれど、最近はそうでもありません。
私はたばこを吸わないけれど、人がたばこを吸う姿は、じっと見てしまいます。私が知らないものを楽しむんだな、この人は、って思いながら。
けむりがゆらゆらしているのを見るのも、好きです。




昔は私がアパートで育てていて、旅行中は母に預けていた、植物たち。
相変わらず元気で私はうれしいのです。いつ見てもかわいいのです。


本日は家の中からのひとり言でした。
いつも読んでくださってありがとうございます。

2010年6月2日水曜日

街角より



今日は世界の街角から笑顔をお届けです。

パキスタン、ラホールのおじちゃんたち。



インド、アーグラーのリキシャのおじちゃん。
それにしても、このどん兵衛の服、どうしたのだろう•••



ちょっとぼけているけれど。レバノン、トリポリでポーズをとってくれた女の子。



シリアのアレッポで。
右側の男の子は私が近づくとチュウしようとする抜け目のない子だった。



イランのシラーズにて。巻いてあるスカーフをばっと外してくれました。


笑顔の輪がたくさん広まりますように。

2010年6月1日火曜日

大人は踏み入れてはいけない。

最近のこと。

私の目の前で自転車をこいでいた小学4年生ぐらいの男の子2人の会話。
「なぁー、秘密基地行くよなぁ。」
「行くー。」

秘密基地!!!!!

秘密基地!!!!!!!!!

思わず私は自分の用事をほっぽり出して彼らのあとをついていこうかと考えてしまいましたよ。それにしても、ヒミツキチって!!!なんてすてきな響きなんだろう!と。

でも、やっぱりついていくのはやめました。
私が見ない方がいい場所だろうな、って思ったから。一応、彼らの「秘密」基地である以上、その秘密の場所を好奇心だけの私が見るのはよくないだろうし。

それに、きっと今の大人になった私が見ても、絶対、なーんだ、と思ってしまうのです。
彼らみたいに、「おおっ、すげぇ」とかってきっと思わないのです。
だから、やっぱり見ない方がいいだろうな、と。

岐阜のいなかは平和です。
それにしても、秘密基地には一体何があったのだろう。
そんなことがあったある日の昼下がりなのでした。
ひみつきち、なんてすてきな言葉をきけた、いい昼下がりなのでした。