2012年9月6日木曜日

会えてしまった!

会えてしまった、会えてしまった。

3年近く前、エジプトとヨルダンで出会ったひとに。
おしゃべりはしたし、一緒にケーキも食べたけれど、「すごく仲良し」というわけでもなく、特別たくさんの時間を過ごしたわけでもなく。
旅をしていたら日々たくさんの人にすれ違い、たくさんの人と言葉を交わして、
連絡先を交換したり、しなかったりするけれど。


そんな、ある日の出会いの一人。
出会う人はたくさんいる中で、彼女はまた会いたいなぁと思っていたひとのひとり。
ちょうど数日前、あ、あのひとは元気かな、とふと考えていたら。

2日前、偶然にも、会えてしまいました。
同じ時期に中東にいた人が音楽をしていて、そのひとのライブに行ったら、あ!と。
会えてしまうものなのだなぁ、と。


連絡先を知らなくても、遠いところに住んでいても、
縁があればまた会えるというのはほんとうだということを
私はここ数年で身をもって感じています。



2012年9月4日火曜日

夏が終わる


夏らしいことをきちんとしないまま、夏が終わってしまいそうです。
かき氷は食べたし、友人たちと花火もしたけれど。
日焼けはたっぷりしたし、冷たい飲み物もたくさん飲んだけれど。

浴衣を着ていないし、花火大会行っていないし、ビアガーデンにも行ってない。
この8月、3週間程外国にいたから、というのも理由の1つではあるのだけれど、
それでもなんだかどこか、いいのかこれで?と思ってしまいます。
きちんとやるべきことが終わっていない感じ。
涼しくなるのは過ごしやすくてうれしいのですが、でも、えぇ?本当に?夏が終わっちゃうの?と。

夏って特別です。
春の終わりにも、秋の終わりにも、冬も、こんな気持ちにはならないです。
特別に夏が好きなわけではないのだけれど。

なんだかちょっとわくわくする(わくわくする原因となることも思いつかないのだけれど)、9月のあたまです。
いいことがたくさんありますように。

2012年9月1日土曜日

お引越しと、短い旅と。


こんにちは。
1ヶ月のあいだ、ブログを放っておいてしまいました。
いかんいかんと思いつつも。

8月の頭に引越しをして、その数日後から3週間ほど中央アジアに行っていました。
中央アジアでのことはのちのち、おいおい。
数日前に帰ってきて、「生活」を作っているところです。

ほんの少し、写真。





9月は、このブログ、ちゃんと書きます。本当です。
自分に誓います。だから、9月は、たまに覗いてくださいね。


2012年7月30日月曜日

暑さの中の、引越し準備




あついあつい、と思いながら荷造りをしています。
今のおうちに住むのもあと3日。

いつでも身軽に、が信条だったはずなのに、次から次からあふれる荷物。
一体私は何を溜め込んでいるのでしょう?

かろやかに身軽に、と思ってはいたけれど。
引越しがわかっているのに梅酒を漬け、コーヒーリキュールも漬け、毛糸を増やし、本も増やし。好きだから仕方ないよね、と自分に言い訳。

新しいまちでいいことがたくさんありますよう、と思いつつの7月末です。


2012年7月19日木曜日

CORONITA





スペイン語で、単語の終わりに-ito、-itaをつけると「ちびっこくてかわいい感じ」になるのですが(セニョーラとセニョリータとか)、ある日見つけた小さめコロナビールは、コロニータという名前でした。
かわいすぎる。コロニータ。
かわいすぎる。スペイン語。

2012年6月27日水曜日

Canta! Timor


「平和とは、演説や政策ではない。生活そのものなんだ。」



わたしは、こんな映画を見たことがありません。
「映画を作るつもりではなかった」というところから始まった、1つの映画。
東ティモールに生きる人々や独立までの歴史にまつわる、『Canta! Timor』という映画。

東ティモールという国について知っていたことは、インドネシアの近くに位置するということと、数年前に独立した国であるということ。それのみ。
独立までに何があって、どれだけの人の血が流されていて、日本がどんな関わり方をしていて、今は人々がどう生きているのか、そんなことについて私は全く知りませんでした。
映画を見た今だって、何かを「知っている」と言える程、わかってはいないのかもしれないけれど。

監督の方がおっしゃっていた、印象深い言葉。
「私はたまたま東ティモールに縁があって映画を作ることになったけれど、それぞれの人がご縁があるところで、縁のある活動をすればいいと思うのです。
本当に、自分の体にやさしい暮らしをしていたら、世界にもやさしいことをしていて、ティモールのことを知らなくても彼らに迷惑をかけることはないと思うのですね、
しあわせのために動くことは、きっと、つながって、遠いひとのしあわせにもつながっていると思うのです。」
というようなこと。youtubeで見た、監督の広田奈津子さんのインタビューより。


本や映画、言葉や音楽に出来事や。
必要な人のところに、必要な量だけ、きちんと届くようになっているのだなぁ、ということを感じます。

「出会うべくして出会っちゃったんだね。」
映画の上映主催者の方に、言われたことば。
うまく文章でまとめることができないけれど、たくさんの人々のもとにこの映画が届いたら、と思います。

私はただただ、この映画が作られたこと、世に出たこと、出会えたことに感謝です。




2012年6月16日土曜日

あじさいの時期に




ちょうど去年の今頃引っ越してきたこの街を、同じ花が咲く時期にもう出ようと考えています。

「引っ越し貧乏」ってみんなに言われるけれど、でも仕方ないのです。引っ越したいから。別の場所に行きたいから。貧乏でも仕方ない。どうしようもないのです。

「同じ天井を3ヶ月見続けることができないんだ。飽きちゃうから。」と言う人に会ったことがあります。
「私は冷蔵庫を買った途端に手放したくなる。そんな大きい家電を持っちゃうと一気に重たくなっちゃうから。」と半年で引っ越す友人もいます。

私はもうちょっと長い期間一カ所に留まれる、とも思うけれど、結局彼らと変わらないのかもしれません。やどかりのような生活。

そろそろ落ち着いてもいいかな、とも思いながら。
落ち着く、というのは「ここで暮らす」という覚悟を決めることなのかもしれません。
次の街で、落ち着くことができるかどうかはわからないけれど。