2011年11月8日火曜日

トーキョーというまちに


先週、東京に行ってきました。
久々の東京は外国みたいで、駅は尋常じゃない広さだし、電車の車両は長いし、
空は狭いし、人は多いし、耳をすますと日本語じゃないことばがあちこちから聞こえてくる、
なんだかアメイジングなところでした。

「人に会う」をテーマに、旅先で出会ったひとたちに会ってきました。
日本から遥かかけ離れたところで出会った人と日常で会うのって変な感じです。


会社のひとが知っているわたしじゃなくって、
古くからの友人が知っている「はるなさん」でも、
今一番身近な人の知るわたしでもなく、
旅をしていたときのわたしを思い出した数日間でした。


また東京行きますので。
行きたいところも会いたいひともまだまだ山盛りですので。
みなさまどうぞよろしくです。



2011年10月30日日曜日

10月の末、雨の夜



グアテマラで頻繁にすみれを買って以来、この花がかわいくって、
最近私の家のベランダに仲間入りしました。
パクチーの横に、すみれさん。
写真はおなじみ(?)のスミレ売りのおじさんのお花なのだけど。
うちのすみれさんもたくさん咲くといいなぁと思いつつ。


気がつけば今年もあと2ヶ月だなんて。
今日は雨が降っています。一年が終わる準備を少しずつしないと、と思っています。


2011年10月11日火曜日

i love パクチー



コリアンダーとか、香菜とか、カメムシ草(失礼な名前!)とか、パクチーとか、
シラントロ(これはスペイン語)とか呼ばれるこの葉っぱを少し前から育てています。
いろんな名前があるけれど、一番音の響きがかわいいから、パクチー。
うちのパクチー。ご覧の通り、元気です。すくすく青々としています。

パクチーが好きで、とても好きで、思う存分食べたいと思って育てることにしました。
スーパーにはなかなか売っていないし。
食べたいときにベランダに出てちょっとちぎって料理に使います。
「思う存分、毎日食べる」ほどにはまだ育っていないけれど。
でも、食べたいときにちょっとベランダでパクチーをちぎる、っていう生活は楽しいです。



2011年10月8日土曜日

ポストとおじさんとカメラ



パキスタンのポスト。手で描いたのがまるわかりのらっぱがかわいい。
ものすごい僻地だったのに、こんなポストから送ったはがきがきちんと日本に届いていて、
そんなことにちょっと感激。

「手紙を書こうの会」なんてひそやかに始めてみたら、ここ1ヶ月はあちこちから
お手紙が届きました。嬉しいです。どうもありがとう。
メール社会(?)の中、みんなお手紙好きなのね、と再認識。

私もお手紙書きます。
返事を求めるというより、書きたいときに書きたいことを書く、というのが理想。



この人は、助けてもらったパキスタンのカメラ屋のおじさん。
秋は写真もたくさん撮ろうと思っています。


2011年10月5日水曜日

永井宏さん




縁側っていう言葉がいいよね。庭から訪ねていって、ちょこっと腰掛けて、お茶なんか飲んで、空を眺めて、今日もいい天気だなんてどうでもいいような話をする。僕らはいつでもそんな生活が一番大事だと思っていたい。

永井宏『モンフィーユ』


永井宏さんが亡くなったことを、少し前に知りました。
20代前半だった頃の私に、すごくすごく大きな空気を送ってくれた人。
本の上でしか知らないのだけれど、でもこの人の作り出す本はいつだって自由で気軽で
ふわっと楽しくて、確固たる世界があって、困っているときに何度も助けてくれたひと、
永井宏さん。

生活に対する姿勢みたいなもの、自分の生活で自分は何を大切にするかということを、
考える道しるべみたいなものを与えてもらったような気がします。



2011年9月27日火曜日

あっという間にさよなら9月


こんにちは。
とても、とても、お久しぶりです。
ブログ、放っておいてしまいました。ごめんなさい。私は元気です。
でも辞めたわけではないので、今後も細々とささやかに続けようかと思ってます。



今年の夏はあっという間に去って、あわあわしていると9月がやって来て、
台風が来て。台風が去った直後の夕方はこんな空をしていました。
翌日は、もちろん、快晴で。秋の空っていいですね、すごく、気持ちいい。
仕事をしていると毎日空を見られるわけではないのですが、でも夕焼けを見られると
何だかすごくいいものを見られた気分です。
夕方って毎日やってくるのだけれど。

10月の目標は。
もう少しブログ更新を頻繁にすること。
仕事に追われない生活をすること。
お手紙をたくさん書くこと。人に会いにいくこと。



2011年9月1日木曜日

イランの思い出と、9月



こちらはイランのバンダルアッバーズという港町。
ものすごく暑くて、午後2時ぐらいにはあまりの暑さにお店も一旦閉まる程で、
でも長袖長ズボンの上スカーフまで頭に被らなくてはいけなくて(イスラムだから)。
このとき一緒にいた人とはけんかをするし、暑いのに涼むところもなく、
いろいろなことがうまく行っていなかったところ、バンダルアッバーズ。
それはまるでこの黄色の壁に描かれた顔のような気持ちでした。

でもでも。
イランの公園の花はものすごくかわいいのです。
この色合いが。多少のうまくいかないことなんてどうでもよくなる程かわいかったのです。
みんな公園でピクニックしていて(イラン人は世界一ピクニックの好きな国民だと思う)、
なんだかそれは幸福のかたまりのような風景で、小さな気持ちのささくれが吹き飛ぶような
ところだったのです。


あっという間に8月が終わって、もう9月。
ここ最近ずーっとばたばたしていました。

9月のささやかな目標は、小さなことも面倒に思わず細かいこともきちんとすること。
秋を楽しむこと。季節を感じること。



きのう、棟方志功展に行ってきました。ものすごくよかったです。
エネルギーのつまった、見る方もエネルギーの要る展覧会でした。
印刷されたものもいいのだけれど、原画を見ることってやっぱり違っていて、
原画を見ることの大きさみたいなものを感じた1日でした。

いつもながらのとりとめのない内容ですが、それでは、また。
すてきな秋をお迎えください。