2011年9月1日木曜日

イランの思い出と、9月



こちらはイランのバンダルアッバーズという港町。
ものすごく暑くて、午後2時ぐらいにはあまりの暑さにお店も一旦閉まる程で、
でも長袖長ズボンの上スカーフまで頭に被らなくてはいけなくて(イスラムだから)。
このとき一緒にいた人とはけんかをするし、暑いのに涼むところもなく、
いろいろなことがうまく行っていなかったところ、バンダルアッバーズ。
それはまるでこの黄色の壁に描かれた顔のような気持ちでした。

でもでも。
イランの公園の花はものすごくかわいいのです。
この色合いが。多少のうまくいかないことなんてどうでもよくなる程かわいかったのです。
みんな公園でピクニックしていて(イラン人は世界一ピクニックの好きな国民だと思う)、
なんだかそれは幸福のかたまりのような風景で、小さな気持ちのささくれが吹き飛ぶような
ところだったのです。


あっという間に8月が終わって、もう9月。
ここ最近ずーっとばたばたしていました。

9月のささやかな目標は、小さなことも面倒に思わず細かいこともきちんとすること。
秋を楽しむこと。季節を感じること。



きのう、棟方志功展に行ってきました。ものすごくよかったです。
エネルギーのつまった、見る方もエネルギーの要る展覧会でした。
印刷されたものもいいのだけれど、原画を見ることってやっぱり違っていて、
原画を見ることの大きさみたいなものを感じた1日でした。

いつもながらのとりとめのない内容ですが、それでは、また。
すてきな秋をお迎えください。

0 件のコメント:

コメントを投稿