総合病院のICUに看護士として4年間勤めている友人と久々に会って話をして、
その中で印象的だったこと。
「睡眠薬を大量服薬したくらいじゃ人間死なないよ。
そんなので死んだ人見たことない。」
「自殺しようとする人いっぱいいるけど、死ねない人、たくさんいるよ。
こないだもね、自分でおなか刺して運ばれてきた人がいたけど、死ぬ覚悟がないんだよね、傷が浅くてちょっと縫って終わり。その刺し方に全然覚悟がない。そんな人、多い。」
「日本の平均寿命は長いけど、脳死状態で生かされている状態でもそれは統計上生きていることになるからね。呼吸器で生かされているひとも、たくさんいるからね。」
医療技術の発達によって助かっている人がたくさんいることは知っているし、それを否定は決して出来ないけれど。
でも、ひとが、自由に、自然に、というか「死ぬべきとき」に死ねない世の中なのだなぁ、と。
以前誰かが言っていたこと。
「煙草をやめたほうがいいとか、煙草を吸わない方が長生きできるとか言われるけど、一体誰が俺の寿命を知っているんだろう?そんなこと余計なお世話で、自分が好きなように生きて、死ぬときがきたらそれが俺の寿命だと思ってる。」
「生きることがいいことだ」「長生きすることがいいことだ」と無理矢理に長生きさせられるよりも、どちらかと言えば、私はこのスモーカーの意見に、賛成。
まだまだ死ぬ気はないけれど、身近な人もみんな死んでしまったら困るひとばかりだけれど、でも、苦しみながら機械の力で悪あがきするよりは、きちんと死ぬことを迎えられるように、と思います。
健康な今だから言えることなのかもしれないけれど。それでも。
週末、内臓を休めるには、砂糖を控えるといいんだよーと友人に言ったら、
返信削除「なんだよそれ。俺はいっぱい砂糖食って死ぬ!」
と返ってきました。ある程度賛成だけど、砂糖控えるとほんとに体が楽なんだよね~それを体験してみたらちょっとは変わるのかもなとも思う。
でも、why not? You only live once.だよね。
砂糖を控えると体が楽なんだ!?
返信削除疲れてるときには糖分をほしくなるから、私はちょこちょこお菓子を食べちゃう。
そんなにたくさんは取らないけどね。
本人は好きなように食べて飲んで生きていてそれでいいと思っていても、
ついつい口出ししてしまうのは、周りの愛情だよな、って思う。
そのひとに健康で長生きしてほしい、っていう周りのひとの愛。
自分のことなら「好きなように生きて死ぬべきときがきたら死ぬ」って思っていても、
それは自分のことだからだなー、って最近思うようになった。