ベトナムという国の話をするときに、よく耳にすることは、ごはんがおいしい、ということと、ベトナムの人はがめつい、とか旅行者からお金をたくさんとろうとする、とか、そんなことです。
それも、間違いではないと思います。そんな人もいるのはわかります。ここに住んでいる知り合いは、空き巣に入られ、別のときにバイクも盗まれ、「この国にいると人を信じられなくなる」と言っていました。
私も、だから、人を警戒しながら過ごしていました。でも、そんなに悪い人ばかりでもないし、力強く、すてきな笑顔で笑う人、たくさんいます。
そんな人に会うと、人を信じないことからのスタートより、信じることから始めたい、と思います。たとえ、この先、痛い目に遭おうとも。それでもやはり、疑うことから人と出会うよりも、信じることから始めたい。
もちろん、知らない人には簡単について行けないけれど。それでも、全てのものを警戒してシャットダウンしてしまうより、開いた心でいるほうが、ずっと、楽しいと思います。それでも、自分の身は守らなくてはいけないから、100%はなかなか信じられないけれど。
人をどこまで信じるか、というのは、毎日考えている、答えがなかなか見つからない問題です。
「性善説」(人間はもともと善であるという考え)と「性悪説」(人間の本質は悪だという考え)。塾講師のお仕事をしていたとき、中3の国語の時間、論説文でこのことについての文章を読みました。詳しい内容は忘れてしまったのですが、この2つの考えに興味を持った私は、中3の子に、性善説か性悪説、どちらかだったら自分はどっち?と問いかけてみたところ。
50人近くからアンケート(?)をとると、8割の子供たち(9割だったかも)は、性悪説の方に手を挙げてくれました。今の子供たちは、人を疑うことから始める子が多いんだ、ということがとても印象に残っています。
これを読んでくださっている方で、性善説を信じている方、教えてください。一緒にお酒飲みましょう。シェイクでもいいです。あ、もちろん、性悪説を信じる方も、一緒に飲みましょう。みんなで。
おまけ。大学生のときに発見したこと。
ドイツ語で、loveの原形は、liebenという単語です。英語で、信じるという動詞の、believeは、be+liebenがもともとで、つまり「愛のある状態」ではないか、ということ。「信じる」ことは、「愛のある状態」のこと。
ほんとかどうかわかりませんよー。ただ、なんとなく、はっとそう思ったのです。本当のことをご存知の方は教えてください。
それでは、また。今はベトナムのニャチャンで、明日はホイアンに向かいます。
お元気ですか?
返信削除この間はハガキありがとう!!旅に出ているなんて知らなかったから,びっくりしました。(まあ,でも,大学の時から旅に出たいって言っていたもんね~。遂にきたか~って思ったよ^^)
性善説と性悪質ね~,私も性善説を信じたいな。。。基本的に人間はみんな「善」と思いたい!!
だけど,仕事をする上で,子どもたちを疑ってしまうこと,疑わないといけないこともよくあり・・・
では!元気に旅を楽しんでね^^
こんにちは。お久しぶり。私は元気だよ。
返信削除ほんと、人を信じていたいけど、でもそうもできないことってあるよね。疑わなくちゃいけないこととか、疑ってしまう自分がいやになったりもするんだけど。
大学出てからおしゃべりしてないよね!?帰ったら、ほんと、会えるといいねー!!!
お体に気をつけて、楽しい夏を過ごしてね。
私は臆病者だから、
返信削除人にだまされるよりは信じていたいです。
アメリカ手話では、believeは2つの動作を連動させるんだけど、
頭(細かく言えば、こめかみ)の辺りを
人指し指で指すんだー。
愛のある状態。
心か、思考か。
人の想いはどこに存在するのか。
シェイクで語りたいものです。
Hope you are in safe!
ね、だまされるよりは信じていたいものだよね。
返信削除臆病者かな?たとえ臆病者だと言われても。
ぜひぜひシェイクでも。
愛ある状態っていいよね、といつも思います。