2012年11月16日金曜日

バスと、電車と地下鉄と。


バスや電車に乗るのが好きです。周りの風景を見られる乗り物が好きです。
だから地下鉄は苦手です。暗いし、何も見えないし、息が詰まる感じがするし。
地底に降りて行く感じも、今地震が起こったら・・・と思わず考えてしまうところも。

それでも、ウズベキスタンの首都タシケントの地下鉄は別です。
社会主義の時代にソ連によって作られた地下鉄、駅によってそれぞれ雰囲気が違って、
豪華な照明があったり、絵があったり、彫刻があったりタイル細工があったり。
その時代の建築家と芸術家が関わって地下鉄を作ったそうです。
とにかく凄いのです。日本の無機質な地下鉄に慣れていたから余計に。

私の友人の中には、タシケントの地下鉄があまりに素晴らしいので、全ての駅で降りて
観察した、という子がいますが、そんな気持ちも分かるほどの地下鉄でした。
(彼女はよっぽど暇を持て余していたのかもしれないのですけれど)
写真が一切禁止なので全く撮れなかったのですけれど。
だからこそ、これを覚えておこう、とじーっと真剣に見てきました。

ウズベキスタンで見るものは?と聞かれたら、私は迷わずにサマルカンドのモスクと
タシケントの地下鉄を挙げます。

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