数日前まで雨とか曇り、昨日と一昨日は太陽が出ても飛ばされてしまいそうに風が強く、やっと、今日、洗濯日和。洗濯をしないで何をするのだろう、というほどの洗濯日和。
洗濯機にえいやっと詰め込んで、洗剤を入れて、ぐるぐると。旅行中は毎日手で服を洗っていましたが、今は洗濯機。どちらも、楽しくて仕方ありません。太陽の下に干すと幸せな気分です。洗濯大好き。明日を作っている気持ちになるから。石鹸と太陽の匂いがする服を着ているだけで、いいことがありそうな気がするから。
洗濯物のある風景というのも好き。
一体何人の子どもがいるのだろう、と思わず考えてしまうベランダ。レバノンのトリポリという街にて。
永井宏さんの『モンフィーユ』という本の中に書いてあること。
心地好く晴れた日に洗濯をする。大雨の日にも洗濯をする。汚れたものを洗うんじゃなくて、いろんなものを洗濯機の中に押し込めて、水を張り、洗剤を入れ、ぐるぐる回して掻き混ぜて、自分の気持ちもいつもきれいにしておきたいんだ。
洗濯をする自由っていうのは旅する自由っていうのに似ている。そんな言葉を思いついたけど、どこかヘンかな。でも、どちらもそこに爽快な気分っていうのがあって、同時にひとりじっと何かを見つめたり、待っていたり、期待する気持ちもある。いつでも全てを洗い流せるということと、どこにでも好きなところに行って自分を白紙にしてみるということ。自由だということを自分の中に言い聞かせることがけっこう大切なことでもあるんだ。
明日も晴れますように。
明日も洗濯日和となりますように。
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