2012年3月14日水曜日

1年経って



1年前の数日前に大きな地震が起きて、その翌日、私は日本に帰って来ました。

今まであまり帰国の理由を書いてこなかったけれど、帰国のきっかけは、昨年2月に祖母が他界したことでした。

そのまま南米に下るか、中米でスペイン語をするか、決めかねていたとき。
帰りたいのか、帰りたくないのか、実は何がしたいのか、自分でもよくわからなかったとき。
家族から、祖母が他界したというメールが届きました。
そのときに、帰ることをはっきりと決めて、帰って来ました。
 
そのとき思ったのは、私は大切な人をなくす覚悟が全くできていない、ということ。
あのときああしておけば、と思うことだらけで、急に人をなくしてしまったら、ものすごく困ってしまったから。

そんな覚悟を持ち続けていることも難しいだろうけれど、でも、もっと、
ひとに気持ちを伝えておかなければ、と思ったのです。
会えてうれしい、とか、すき、とか、周りの大切なひとにきちんと愛情を。
少しでも、そんな後悔をしなくてもいいように。

そうは思って帰国したけれど、結局は同じことを反省することの多い1年でした。
まだまだ未熟者だし子どもだし、何も変わっていない自分に反省点は多々あるのですが。


去年地震が起こったのは東北だったけれど、それは東京だったかもしれないし、家族や古くからの友人が住んでいるところだったかもしれないし、グアテマラだったかもしれません。
どこでもその可能性はあって、急に誰かを失う可能性はいつだってあるということを忘れずにいなければいけないな、と思います。



2012年3月8日木曜日

ごはんをつくること


カレールーがなくてもカレースパイスでカレーが作れるようになって、
「もと」がなくても麻婆豆腐が作れるようになって。
そんなことを当然としてやっているひとも世の中にはたくさんいるのでしょうが、
以前の私はできなかったこと。試してみようとも思わなかったこと。

辛口の料理人の友人に作ったごはんをほめられて。
炊飯器がなくても生きていける、という自信がついて。
相変わらず大ざっぱに料理をしているけれど、でも、真剣にごはんを作ります。

食べるものってほんとうに大事だと思います。
食育が、とかオーガニックが、とか言うつもりも全くないけれど、
でも、自分が食べたいものを真剣に作る、ということが、
いちばん自分を元気にするような気がしてならないのです。

料理が上手なわけでも、手際がいいわけでも、千切りがきちんとできるわけでもないけれど。
でも、ごはんを作ること、好きです。台所に立つことが好きです。
ひとにごはんを作ってもらうことも好きだけど。


ごはんをつくるときにいつも頭にあることば。


そうしなければいけないというんじゃない。
そうときまっているわけじゃない。
掟じゃなくて、味は知恵だ。
こうしたほうがずっといい、それだけだ。

長田 弘  『食卓一期一会』


2012年3月7日水曜日

あっちこっち。ふわふわ。そわそわ。


友人の結婚式でいただいたお花。遠いところから持って帰って来たけれど、まだまだ元気。
結婚式のお花って、なんだかすごく、「結婚式っぽい」色合いをしてます。
幸せな空気をたくさん含んだお花。


旅先で出会ったひとが急にやってきて居候していったり、東に行ったり、西に行ったり。
半年分ぐらいのイベントがぎゅーっと10日ほどに押し込まれたような、慌ただしく、落ち着かない日々が終わりました。

最近は、気持ちも体も全く落ち着いていません。ふわふわ。そわそわ。
もっとどっしりと生きていかなくちゃいけなのに。迷って、迷って。困った困った。
「なるようになる」って思って生きてきたけれど、ほんとうに、「なるようになる」のかな、って思います。あとになって言えることだから。「なるようになる」とか「道はきちんと開けるよ」だなんて。

2012年2月29日水曜日

4年にいちどの、おまけの日の日記



今までたくさんの人に「どうしてスペイン語を始めたの?」って質問されて、
「スペイン語の音がすきだから」と言うと、みんな分かったような分からないような
顔をしていたけれど。返答に困る顔をしている人がほとんどだったけれど。

「わかります、わかります。すごくよく分かる気がします。」と言う人に、先日出会いました。
なんだかとても嬉しくて。


いろんなものを割る、本日。
スーパーで卵を買ったら自転車のかごの中で割れ、夜お茶をいれてぼーっとしていたら
急須を落とし(30センチぐらい下に、しかもラグの上なのでそんなに衝撃がないはずなのに)
見事にぱりんと。
ばたばたした日々の中、どこかで気持ちも落ち着いていないのかもしれません。

明日からもう3月です。


2012年2月21日火曜日

りんごパイと日々の記録の本のこと


幸せのかたまりみたいなアップルパイ。
メキシコの南の方の街にて。


最近、びびびっと来る文章をかくひとの本を読みました。
料理家の、高山なおみさん。もう、圧倒的に、すきで。びっくりしました。
言葉の選び方が。世界観が。高山なおみさんというひとが。

今日読んでいたのは、『日々ごはん』という日々の記録。
全然泣くような内容ではないのに、私はもう、胸にきて、うって思って、泣きながら。

日々の記録、わたしもきちんとつけたいな、と思いつつブログ更新が滞りがちのここ最近。
もうちょっと、書くことを宣言しますので、今後もよろしくお願いします。

2012年2月15日水曜日

Afghanistan or Tunisia?


「アフガン編み」というものを始めて2週間か3週間。
やっと、なんとなく、形になってきました。
棒針編みとかぎ針編みの真ん中のような編み方の、アフガン編み。
英語ではTunisian crochetって言うのだそうです。不思議、国が変わってしまうこと。
北アフリカのチュニジアと、中央アジアのアフガニスタン。

周りには誰もアフガン編みをする人がいないから、合っているのか間違っているのか
よくわからないまま、本を頼りに、編んではほどき、また編んでみて、の繰り返し。



アフガン編み第一号はコースター。
端っこがくるんとしてるのと、糸がちょこっと出てるのはご愛嬌。
何たって第一号ですから。自分用ですし。
春が来るっていうのに冬っぽい色合いになっちゃったけれど。

「手を動かして何かをつくる」ということが、楽しくて仕方ありません。
今後もしばらく編み物をしようと思います。ぜひ、ご一緒に。


2012年2月11日土曜日

今年の(今後の)目標


もう2012年も始まってひと月と少し過ぎ、今更「今年の目標は」なんて言うと
みんなに笑われてしまうかもしれないけれど。

だって、1月1日になった途端、「今年はこれをがんばろう」って言い出すなんて、
とりあえず新年だし目標新たにしとけ、って「目標を作り出してる」ようなので。
そうは言いながらも新年になったら気持ち新たに目標を掲げていたけれど。

でも最近、今後の目標みたいなものがやっと見えてきたので、今更ながら、目標。
今年の、というかとりあえず今後1年の、目標。

それは、わたしがわたしとして生きていくために、何ができるのかを真剣に考える、ということ。
自分ができること、したいこと、伝えられること伝えたいことを最大限の努力とともに。

「何かができる」なんて大それたことを思ってはいないのだけれど、でも、何かができると
信じてやってみようと思います。

こんな漠然とした抽象的なことではうまく伝えられないかもしれないけれど。
でも、このままでは、だめだ、と思っているのです。
何かを見つけ出さないと、と。そしてその糸をやっと見つけた気がしているのです。
まだつかんではないけれど。


本日のおやつ。
実家からもらってきた、チョコレート。
普段の土曜日はお仕事なのですが、今日は祝日だからお休みで、天気もよく、お洗濯に
お買い物、お手紙を書いて(3通も書いたのです)、編みもの。
心穏やかな1日。